見に行く前に怖いぞ怖いぞと言われ、見に行くのをかなり迷ったこの映画。見に行ってまいりましたよ~
ここから先はネタバレありですので、まだ見てない人は回れ右
オープニングからなんだかすご~く怖そうな感じ。。。どんな風に怖いのかドキドキしながら物語が始まるのを待ちました。ストーリーは。
舞台は、19世紀のロンドン。綺麗な奥さんと子供と幸せに暮らしていた理髪師・ベンジャミン。
でも、悪徳判事に罪もなく投獄されて、奥さんと子供を奪われる。それから15年後。
スウィーニー・トッドと名前を変えて、人生を狂わせた悪徳判事に復讐をするために、自分の店に判事がやってくるのを待ってる。お店の評判を良くして判事が来るようにイロイロと努力するんだけど、なかなかやって来なくて。イライライライラ・・・
理由があっての復讐劇のはずが。。。イライラに任せていつの間にかお店に来る客を無差別に手にかけて行ってしまう。
そうなると困るのが死体の行き先。それをどうしたかというと、トッドを好きな1階のパイ屋の女主人・ラベットが人間のお肉パイを作って大好評
途中、ラベットがトッドとの将来の生活を夢見て妄想(?)する場面があって。
青空の下。どこまでも広がる緑の草原や青い海と白い砂浜とかで過ごすっていうシチュエーションみたいなんだけど・・・に、似合わない・・・なんってさわやかカラーが似合わない人たちなのその場面は思わず「プッ」っと噴出しちゃったよ
最終的には復讐を遂げることが出来るんだけど、あれだけの大量殺戮を繰返した人たちです。そして二人は幸せに暮らしました。では終わるはずがなくて。。。
トッドは死んだと思っていた変わり果てた妻を自らの手にかけ、妻が生きていることを知りつつトッドに教えなかったラベットを手にかけ、最期はラベットを慕う少年(名前忘れた・・・)に自分の商売道具でありたくさんの人を殺害したカミソリで、喉を切られて果ててしまいました。
最期のシーン。少年に首を切られるシーンですが。自分が妻を手にかけたことが分かり妻を腕に抱き絶望するトッドの後ろから少年が忍び寄ってくるのです。もちろん殺すために。です。
わたしには、トッドは切られるのを待っているような感じがしました。少年が殺意を持って近づいて来ているのを分かってて、そのまま切られたのかな?って。
あまりにもスパスパ、スパスパお客の首を切りまくっていたので、殺人のシーンはそこまで怖いって思わなかったけど、パイを作っている地下(もちろん人のお肉パイです)のシーンはいつ何が出てくるのかビクビクしながら見てました。思い出しただけで、ウェ~~って感じ。。。
最後の最後で気になったのはあの少年の行く末と、救い出されたトッドの娘の行く末。です。
あの子たちは幸せに暮らしました。だったらいいなぁ
この映画はとりあえず最後まで普通に見れたけど、もうホラー映画は見たくないよやっぱり怖いもんね
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (ネタバレあり!)